ワインの取り扱いについて
Chambre de Vinのご利用時の注意です。

ヴィンテージワインについて

ヴィンテージワインは大変デリケートです。
古いワインならではの特性や、どうしても避けられないリスクについて御説明いたします。
ご一読頂ければ幸いです。

お届け後の事故に対する補償は致しかねます。

クール便で発送したとしても、保冷車から箱を運び出した際に急激な温度変化が起こります。結露でラベルが剥がれたり、破損してしまったり、内部が膨張し液漏れの原因となることがございます。
ワインは大変繊細なもので、温度変化、熱、振動、光などで傷んでしまいます。
ヴィンテージワインなどは特にデリケートですので、お買い上げいただきました後は温度変化の少ない冷暗所で保管なさってください。室温で長時間放置することは絶対にお避け下さい。特に夏場はリスクが非常に高まります。
このような破損事故が起きた場合、返品・交換をお受けすることはできません。

液面は一定するものではありません。

コルクは完全密閉ではない為、年月と共にワインが少しずつ減少し、液面が下がっていきます。液面が酷く低下している場合は、予めお客様にお知らせ致します。

ボトルやラベルの汚れ・経年変化がみられます。

ラベルに経年数相応の汚れや損傷があっても、「それが生産年・保管状況に見合ったものであると判断した場合は特に記載しておりません。
また、木製であるコルクは経年によりもろくなっていることがございます。抜詮時のコルクの破損や中落ちにつきましても返品・交換をお受けすることができません。

リコルクが行われている場合がございます。

ワインの延命を目的として、数十年に一度コルクを打ち直すことを<リコルク>と言います。
リコルクにはいくつかの方法があり、シャトーごとの判断で行われております。
・劣化したコルクを交換する
・ボトルの目減り分を調整する為、同じビンテージのワインを注ぎ足す
・酸化を防ぐ為、SO2(亜硫酸塩)を添加する
リコルクされているかどうかは表示の義務がないことからラベルや外見からは判断できないことが多いため、特に表示はいたしません。

コルクを使用したワインの場合、ブショネのリスクは避けられません。

瓶詰め中又は瓶詰め後に、何らかの原因でワインにコルク臭(ブショネ)が移ってしまうことがあります。
ブショネの確率はシャトーにより様々ですが、統計上では全体の5%前後のワインがブショネであるという報告がなされております。発送前には入念なコンディションのチェックを行っておりますが、ブショネの有無は開栓してみなければ分からず、店レベルでは防ぎようが無いというのが現状です。
誠に申し訳ございませんが、当店ではブショネによる返品・交換をお受けすることはできません。

同じ時期に瓶詰めされ同じ環境に保管されていたものでも、その外見・中身は一本一本異なります。弊社では徹底した品質管理の元に商品をお届けしておりますが、ヴィンテージワインはこのような不安定要素が多い為、お客様の側にも多少のリスクを負って頂く必要がございます。
以上の点をご了承の上、ご購入をお願い致します。
ヴィンテージワインは決して安い買い物ではありません。
ご購入前に疑問に思われることがございましたら、当店までお気軽にお問い合わせ下さい。

店長挨拶
 店長の野田和秀です。
酒のノダ オンラインショップ
「Chambre de Vin」を ご利用いただき、ありがとうございます。
◇店長プロフィール◇